八雲の愛した石狐の復元をめざす会
城山稲荷神社


由緒

ホーランエンヤ
(日本三大船神事)


MAP

八雲の愛した狐


石狐の現状

ご神宝

小林如泥

復元にあたって


小泉 凡さんより
(八雲ひ孫)

宮司様より

 


小泉 凡さんより

八雲は毎日学校に通うたびに
城山稲荷神社の前を通っていたわけです。
しばしば、散歩でも訪れていたと思われます。
当時はもっと石狐の数も多くて、
境内の空間そのものに
大変親近感を覚えていたと思います。


そして稲荷と狐の関係ってどうなんだろう、と
民俗学的な分析に入っていくわけです。
ごく古い信仰で動物信仰の痕跡が
残っているのではないか、
稲荷、というのはいわゆる米の神様で、
それがどうして狐と結びついたかというと、
お使い姫だった狐がいつしか
お稲荷さんの神聖をうばってしまった、
それはそんなに古いことではなく、
中世より前に遡れない、ということまで、
古典や伝承使って調べて
「狐」
という作品の中で書いています。
この作品は、
明治24年11月7日にやっと書き上げて
出版社に送って、
それから一週間後に熊本に旅立っているわけです。
つまり「狐」は
松江ですべて書き上げた作品だということと、
それだけ城山稲荷神社に対する親近感と、
強いインパクトを受けたということを
あらわしていると思います。

天上界の八雲も大変喜んでいると思います。
復元されることを、大変喜んでおります。
期待して待っております。

 

小泉 凡





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