December 17, 2004

NHK全国放送 2004/12/19 pm14:15

11月5日のNHKハイビジョンで(1時間)番組が全国放送され、11月19日には中国地方版で(45分)再放送されました「小泉八雲没後100年特集 美しき日本の面影 ~八雲のアルバム~」は、小泉八雲の見た110数年前の日本や、八雲の足跡をたどりながら、八雲の心の中の日本と今の日本を考えさせられる特集でした。
12月19日(日曜日)の午後2時15分からNHK総合(45分)番組として、全国で再々放送されることになりました。
春から皆様の募金で復元することが出来ました、八雲の愛した石狐復元を通して、小泉八雲と松江、八雲の見た百年前の日本がまだ色濃く残っている出雲・松江を、復元された石狐と、復元完成お披目の堤燈行列も番組の軸になっておりますので、合わせて御覧頂ければ幸いです。

現在の放送予定:
①12月19日(日)14:15~14:58
 43分短縮版・総合テレビ・全国(ただし、大阪管内は除く)

②国際放送
 12月24日(金)日本時間23:15~
 43分短縮版
③国際放送
 1月4日(火)日本時間6:15~
 43分短縮版

November 16, 2004

NHK特集(美しき日本の面影)

2004/11/19にNHK総合PM8:00~8:43「美しき日本の面影」が放映されます(岡山を除く中国5県)。

石狐の復元も含めて、小泉八雲の足跡をたどっています。
是非ご覧下さい。
========以下NHKの番組記事より============
日本に魅せられ、『怪談』『知られざる日本の面影』などの作品を通して日本人の心を世界に伝えた作家ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)は、100年前の1904年に死んだ。
 ハーンが日本で過ごした1890年から14年間の日本は、日清・日露戦争を通じて西洋列強に並ぶ一方で、ハーンを魅了した怪談や言い伝え、風習とともに生きてきた「美しい日本人」の姿が、古い時代の遺物として容赦なくうち捨てられ、失われていった時代でもあった。
 日本は強くなって、味気ない国になってしまうのではないか?八雲はその死に至るまでそのことを案じ、書き続けた。
 それから100年、経済大国とはなったが生活大国になれずにいる日本。今、ハーンの作品に描かれた日本人像がことさらに魅力的に見える。日本人は何を失ってしまったのか? 取り戻すことは出来ないのか?
 番組では、小泉家に残されたアルバムを手がかりに、彼が出会った「美しき日本人」たちの生きた現場や子孫たちを訪ね、その美しさのかけらを探し出し、100年の歳月が「日本人」に何をもたらしたのか、作家でジャーナリストであった小泉八雲の目に映った日本の変貌をたどる。